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正しく知ろう!~お悩み解決アドバイス~

 
 じんま疹の多くは、直接的な原因がわからない特発性じんま疹です。治療は、抗ヒスタミン薬を中心とした飲み薬になります。飲み薬で抑えることで、皮疹が出ない状態や、生活に支障がない状態にすることを最初のゴールとし、最終的には飲み薬を飲まなくても症状が出てこないゴール(=じんま疹の治癒)を目指します。しかし、じんま疹がたまにしか出ない状態になると、飲み薬の治療を止めてしまう人や、症状が出た時にだけ飲む人が多い様に感じます。じんま疹を完全に治すためには、症状が治まって来ても自己判断で薬の服用をやめず、充分な期間継続することが大切です。
 抗ヒスタミン薬が、じんま疹のタイプを問わず基本的な治療薬となります。特発性じんま疹の治療において、抗ヒスタミン薬1種類で充分な効果が得られない場合には、同じ薬を倍量にしたり、他の抗ヒスタミン薬を加えて2種類にすることが日本皮膚科学会蕁麻疹診療ガイドラインで推奨されています。それでも効果が乏しいときに、補助的治療薬を加えることもあります。
 じんま疹が慢性化する患者さんは、初めは月に数回、次第に週に数回と、段々とじんま疹の体質になっていくことが多いです。じんま疹は、皮疹が出たら飲み薬を飲むのではなく、皮疹が出てこない様に飲み続けることがポイントです。
 じんま疹の治療を早期に開始し、じんま疹に勝つために、ぜひ当院にご相談ください。

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